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  • 中森圭二郎

令和3年度9月定例会の振り返り

更新日:2021年10月22日

こんにちは。湯梨浜町議会議員の中森です。9月定例会は初めての決算審査もあり、議場に初めてPCを持ち込むという経験もさせていただきました。さて、今回は大きく3つに報告が分かれます。

  1. 令和2年度決算審査特別委員会に関して

  2. 一般質問①「生活保護を申請しやすくするために『生活保護のしおり』の記載の変更を」と②「湯梨浜町HPを活用した議案と事業概要書の情報公開を通じ、透明性の高い町政の実現を」に関して

  3. 令和3年度一般会計補正予算(第五号)に関する質問

 まず、令和2年度決算審査特別委員会自体について補足しておきますと、毎年9月定例会では、前年度の決算を審査する特別委員会を設置しています。今回でいうと、R2年度の予算執行が適切になされたのかを審査するということになります。  監査委員を務める光井議員(監査委員は監査委員として決算審査特別委員会とは別に決算を審査しています)と議長である浜中議員を除く全て議員で審議しました。その中で私は、副委員長として報告書の作成に勤めました。

 書記をしながらだったのですが、私は(A)産後ケア事業、(B)運動部活動推進事業、(C)電子申請システム負担金、(D)プレミアム商品券事業(これについては、実施が令和元年だったので、ここでの説明は割愛させていただきます)について質問しました。


 (A)産後ケア事業に関しては、産後の母子を対象に、ケアや育児サポートを行うものですが、令和2年度では、訪問型2件、デイサービス型が4件の利用があったということでした。友人からサービスが使いにくいという情報も得ていたので、改めて申請の手順を質問したところ、申し込み(最初は電話で良くて、申請書を後日提出でも構わない)→日程調整→利用という形ということでした。申請書は後日でも構わないということでした。とはいえもう少し活用されてもよいものかと個人的には思います。産後ケア事業については、旅館を産後ケア事業のサービスの場所として利用できるような仕組みを構築している県外の自治体(福井県高浜町)があり、そういったものも湯梨浜町でも始めればいいのではないかと考えています。(kurumuという子育て世代包括支援センターという拠点もあり、早く湯梨浜でも実践してほしい!と考えています。)これについては、12月の定例会での一般質問で取り上げようと思い、準備を進めています。



 (B)運動部活動推進事業に関してですが、近年中学校教員の時間外勤務の多くが部活動の指導時間の多くを占めているという事実があります。そこで、単独指導・単独引率ができる部活動指導員の配置したり、顧問の補助的な立場としての運動部活動外部指導者の配置したりすることで、教職員の負担を軽減させる、そのような事業となっています。国が、今後週末の中学校部活動を地域に移行していく構想を示しており、本町はどのような検討しているのか質問しました。  現状としては、湯梨浜中学校の女子バスケットボール部に1名、家庭部に2名の部活動指導員、ソフトテニス部に1名、ダンス部に1名の運動部活動外部指導者を配置しています。踏み込んだ話としては、教育委員会がスポーツ少年団で中学生もみてもらえないか相談したところ、時間帯の問題や競技ルールが小学生と中学生では多少異なる面など、一緒に指導することが難しいという返答があったといいます。今の時点では、どうするという結論は出ないが、引き続き検討したいということでした。  

 (C)電子申請システム負担金に関してですが、現在、湯梨浜町は県内自治体で共同購入した電子申請システムを利用しているが、現在電子申請可能な手続きが4種類に留まっていることだったので、その点について質問しました。  昨年度はコロナで情報通信技術に関する研修が少なったものの、3部署の職員が研修会に参加したそうです。総務課は他の課に対して、電子化を啓発しているものの、申請の窓口である担当課が電子申請できるかの検討をする必要があり、進んでいないのが実態だそうです。鳥取市は同じ仕組みで140種類以上の電子申請サービスがあるので、湯梨浜町にもぜひ積極的に取り組んでいただきたいです。

鳥取市の電子申請一覧
鳥取市の電子申請一覧(140種類以上)

湯梨浜町の電子申請一覧(6種類)


 

 つづいて、一般質問①「生活保護を申請しやすくするために『生活保護のしおり』の記載の変更を」です。  もともと私の一般質問の趣旨としては、役場の窓口でもらえたり、湯梨浜町のHPで閲覧できる生活保護に関する資料である『生活保護のしおり』の情報がアップデートされていないという指摘でした。自動車の保有は原則認められていないものの、①事業用品としての車、②「公共交通機関の利用が著しく困難な」場合の通勤や通院・通所・通学用自動車、③就労を中断している場合の自動車保有、④保育園などの送迎のための通勤用自動車といった要件があれば、認められています。『しおり』のざっくりした書き方では、自動車を保有・利用できないという風に生活保護申請者に受け取られてしまう恐れがあります。  また、扶養照会についても、令和3年3月30日の厚生労働省が出した事務連絡でも、扶養照会を拒む要保護者の意向を尊重する方向に国も動いています。もちろん、DV被害者など、特別な事情がある場合は扶養照会が不要ということもあり、扶養照会についても情報を更新することが必要でした。  そういった私の質問に対し、町長は、従来の『生活保護のしおり』にA4資料を付けることで、最新の情報にアップデートできるよう対応するということを答弁しました。

 (追記*2021年10月21日)議会後、「生活保護のしおり」に挟まれるA4資料は下記のようなものになりました。


②「湯梨浜町HPを活用した議案と事業概要書の情報公開を通じ、透明性の高い町政の実現を」に関しては、今までは3月定例会で審議された一般会計予算しか湯梨浜町HP上で確認することができないのですが、その他の定例会・臨時会でも補正予算として重要な事業が審議されています。私としては、湯梨浜町民がHPを見れば、湯梨浜町がどういった事業をしているのかを確認できるよう、原則すべての予算書・事業説明書を閲覧できるようにしてほしいと考えています。そこで湯梨浜町の情報公開の考え方について、一般質問で町長の見解を求めました。  基本的には、前向きに検討するという返事をいただきました。

 そしてこのブログを書いている途中で、湯梨浜町HPを見てみると・・・ありました! トップページ> 組織で探す> 総務課、財務官財係の項目(ちょっと下にスクロールしたところ)に令和3年度 補正予算の項目がありました。しかし、事業説明書はまだHPにはアップロードされていませんでした。事業説明書には担当課による事業の詳しい説明が記載されているので、ぜひ公開していただきたいところです。


 (追記※2021年10月21日)補正予算に関する事業説明書も湯梨浜町HPにて確認できるようになりました。つい最近の10月臨時議会で審議された補正予算の事業説明書もみることができます。総務課のHPにアクセスして確認してください。




 

 最後は、令和3年度一般会計補正予算に関する質問です。補正予算に関しては、教育や福祉に関することは、教育民生常任委員会で質問することになっているので、そこでは、羽合小学校管理運営臨時経費について質問しました。

 この事業は「来年度、羽合小学校に入学を希望している医療的ケアが必要な児童の受入れのための設備改修を行う」ということで、具体的にどのような設備改修なのか、食事や排泄などの医療的ケアを行う看護師の確保について質問しました。

 設備改修については、羽合小学校の平屋の棟の教室に、給排水ができる仕組みとレールカーテンのようなものを設置する予定だそうです。また、看護師に関しては、これからと前おきつつ、確保が困難になることが予測されるので、県の組織である中部教育局にも専門的なケアができる教職員・看護師の確保に協力を要請しているとのことでした。  また、県内ですでに学校での医療的ケア児を受け入れている米子市や、入学予定のお子さんと同じ障がいを持つお子さんを学校で受け入れている広島市とも連携を取って取り組んでいくということのようです。

 令和3年に「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が制定され、地方自治体(同法5条)は、医療的ケア児及びその家族に対する支援に係る施策を実施する責務を有し、学校(同法7条)も、その設置する学校に在籍する医療的ケア児に対し、適切な支援を 行う責務を有することになりました。決して簡単な道ではありませんが、医療的ケア児をサポートする環境づくりを議員の立場として応援していきたいと思います。

 本会議では、(A)生涯活躍のまち推進事業のオンラインツアーについてと(B)スマート農業促進事業について質問しました。(A)は3月定例会時に泊で関係人口構築のために予定したサマースクールを中止し、代替事業としてオンラインツアーを100万程度委託しようとするものです。最近、倉吉のオンラインツアーが報道されたりと、鳥取県内でも盛んになっています。そこまで難しくない仕組みなので、簡単に大手代理店などへの委託事業にせず、町内事業者と連携して仕組みを内製化していくべきではないか?と質問しました。(検討します、といってかわされましたが苦笑)。オンラインツアーは泊だけでなく、湯梨浜町全域を検討しているということなので、町の見どころを伝えられるツアーになることを期待しています。  (B)では、ロボット草刈り機の購入の補助について質問しました。こちらはほとんど、実態の確認の質問となりました。県の「スマート農業社会実装促進事業補助金」で県が三分の一、町が六分の一補助するものです。ロボモアというロボット草刈り機があるようですね。

例に挙がっていたロボット草刈り機ロボモア

 ざっと9月定例会を振りかえってみました。先輩議員のように、流暢な質問や切り込んだ質問はまだまだできていませんが、少しずつ町の事業に詳しくなって、町民に還元できたらと思います。

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